SEOの価格設定(海外版)

SEOの価格設定

SEOについての多くの質問はテクニカルについてですが、最近ではよく価格設定や契約の種類について聞かれます。

ビジネスを成功させるには利益が出る価格設定をするのは欠かせません。かと言って競合相手よりも価格が数倍も高いと契約がとることが難しくなります。

ここでは私が実際に試したSEOサービスの価格設定と契約の種類を紹介します。

フィックスドプライス契約 / 固定価格契約

日本の知り合いによると、この固定価格で販売しているエージェンシーが最も多いそうです。これは海外でも同じです。

フィックスドプライス契約は価格が変化するいくつかのオプションがよくみられます:

  • キーワードの数
  • ターゲットエリア
  • キーワードを上位にランクする難しさ
  • 月間検索数
  • 作成されるブログの数
  • 作成される被リンクの数

他にも色々あると思いますが、まぁこんな感じでしょう。

価格

アメリカ、イギリスとオーストラリアの相場を見ると、こんな感じだと思います。

10キーワード:月$300-$1500(約3万円から15万円)

20キーワード:月$500-$2500(約5万円から25万円)

ブログ記事作成:月$30-$300(約3千円から3万円)

パフォーマンスベース契約

パフォーマンスベースは、SEOのパフォーマンスによってクライアントが払う価格が変動する契約、いわゆる成功報酬型です。

例えばSEOのキャンペーンを始めるとします。契約一か月目はキーワードによりますが、新しく立ち上げたドメインの場合、Googleの1ページ目にランクするのはほぼ不可能でしょう。

なので一か月目はクライアントはサイトのトラフィックがないので価格を安く設定します。

そして三か月目ぐらいになるとサイトが徐々に検索エンジンにピックアップされ、サイトのヒット数が増えてきます。この段階で価格をアップ。

そして狙っているキーワードで1ページ目にランクしたらまた価格をアップするという契約です。

タイム・アンド・マテリアル契約 (T&M)

日本の知り合いによると、この価格設定はまずないと言われました。

これはフリーランスみたいな契約で、時間単位でクライアントに支払ってもらう契約です。

どれが一番売りやすい?

経験から言うと大企業にはフィクスドプライス契約、中小企業にはパフォーマンス契約が売りやすいです。

大企業のクライアント側からすると毎月いくら必要なのか予算化が楽で、実績さえあれば、いくらに設定しても契約が取れます。

反対に中小企業の場合、実績も重要ですが、価格がとても重要になってきます。

どの契約が一番儲かる?

パフォーマンス契約かタイム・アンド・マテリアル契約です。