グーグルなどの検索エンジンは画像の分析ができ、ある程度何の画像が理解できますが、まだ精度が完璧ではありません。
そのためウェブサイトにある画像を検索エンジンに正しく読み込んでもらうために画像にタグをつける事が必要です。
このタグはALTタグと言い、このタグは画像説明を記述するために使用されます。
ALTタグはイメージタグにつけます。
例:<img src=”filename.jpg” alt=”画像の説明文” />
画像にマウスのカーソルをあてるとALTタグの説明文が表示されます。
これは画像がアクセスビリティにも関わっていて、例えば目が見えず、音でウェブサイトをナビゲートするユーザーにとってALTタグが読まれます。
SEO対策のためだけではなく画像を見ることの出来ないユーザーのために、適切なタグを設定しましょう。
画像のファイルサイズには気を付けて
ウェブページが表示されるスピードは検索エンジンのランキングに影響されます。早ければ早いほど良いです。
画像はテキストと違い、ファイルサイズが多く、画像のサイズが大きいほどページを表示するのに時間がかかってしまいます。
まずは簡単なチェックとして、画像の幅はできるだけ1920pxより大きいのは止めましょう。
これはユーザーが使用しているPCやMacのモニターは1920pxかそれ以下のレゾルーションを利用している人が多いからです。
たまに5000pxなどの画像を使用しているサイトがありますが、そんなに大きな画像はウェブ用には本当に必要ないです。
画像のファイル名もできるだけ画像に関するモノにしよう
もし画像がレストランの外観だとしたら、ファイル名はレストラン名や地域名などがおススメです。
よく見るのはiPhoneなどの初期設定の画像名「IMG_2000.JPG」、またはストック画像を購入した場合「Shutterstock_1000.jpg」など。
これらのファイル名は検索エンジンにとって無意味なので、なるべく詳しくファイル名を付けましょう。
ユニークな画像のほうがランクにプラスされる?
検索エンジンがユニークなコンテンツを好むように、画像もユニークだと検索エンジンに好印象を与えると聞きます。
個人的にはストックイメージを利用しても問題ないと思いますが、可能であればユニークな画像を使用するのをおススメします。
ページに何枚画像を貼ってもいいの?
ウェブサイトをコーディングするにあたって、画像の数の制限はありませんが、上でも触れたように、画像の量が多いとウェブページがロードするスピードに影響があります。
また画像ばっかでテキスト文字がないサイトは、テキストが多いサイトよりも上位にランキングする確率がかなり低くなります。
ALTタグを使用して説明文を記入しても、やはりヘディングタグやテキストが多いサイトには勝てません。